赤外線通信@Win2k

ラボのノートPCとPDAにはIrDAポートが標準搭載されている.そして自宅のメインマシンにはPDAのUSBグレードルが接続されている.日頃ActiveSyncでメインマシンとPDA間でデータ転送*1を行っていたが,メインマシンとノートPCにOutlookを,ノートPCにActiveSyncを導入することでOutlookのデータを3台のPC間で同期できるようになることに今更ながら気がついた.ウェブからの情報によると,メールに限っては2台間(PC1台とPDA間)でしかとれないとのことで,若干残念なところである.とはいえ通常は別のメーラを使っているのでさしたる問題にはならない.
必要な作業をなんとなくまとめておく.

  • OSとハード
    • (A)メインマシン: W2k, USBグレードル接続
    • (B)ノートPC: W2k, 赤外線接続
    • (C)PDA: PPC2002, 赤外線接続
  • 作業手順
    • (A),(B)にActiveSyncをインストールする.
    • (A)-(C)間と(B)-(C)間でパートナーシップを結ぶ.PPCの名前は同一名で登録する.
    • PPCにどの程度情報を同期させるか設定する.PPCにあまり過去のデータを残しておく必要はないと思われたので,14日以前の予定は削除するようにした.
    • 競合時の解決方法を設定する.3台のPCでデータ交換するため,どの情報が最も新しいか一定しない.競合時の解決方法を逐一問い合わせるようにした.

ところがこの作業手順には問題があった.Windows2000は赤外線通信を行うことができない(Microsoft)ということなのである.Windows2000でIrCOMMを利用できるようにするソフトを使えば使用可能になるかもしれないとのことで,試してみたがうまくいかないようだったのでノートPC用にUSB接続ケーブルを探すことにした.ここでも問題があって,発売時期が古いためか製造元の通販サイトでは既に「販売終了」.シリアルタイプはまだ販売されていたが転送速度が遅いのでオークション経由で手に入れることにした.あとは(A)-(C)間の接続手順と同じ.ようやくノートPCから接続成功のサウンドが出力された*2
あとはいかに活用するかにつきる.がんばるぞー

*1:拡張子が.wma/.mp3/.rmな音系ファイル.移動中の音楽端末として利用

*2:「てぃろりん♪」