実家は遥か遠くに

鉄道ファンにはショッキングなニュース。

快速廃止で北海道“遠く” 18きっぷ利用者がっかり

 12月のダイヤ改正で、東北新幹線青森県・八戸に延びるのに合わせ、JR北海道は八戸−函館間に新特急を導入、津軽海峡線の快速列車を廃止する。JRは、新ダイヤで時間短縮とPR中だ。しかし普通列車の丸一日乗り放題が人気の「青春18きっぷ」を利用し、本州から北海道への旅を手軽に楽しんでいた若者らから「不便になる」と不満の声が上がっている。
 18きっぷを使った「定番」コースは、東京・新宿を夜間快速で出発、新潟を経由し、普通列車を乗り継いで青森を通り、車中2泊で札幌に早朝到着するもの。接続の良さで人気がある。
 ダイヤ改正の結果、普通列車がすべて消える青函トンネルの青森・蟹田−北海道・木古内間だけは、18きっぷで特急に乗れる特例ができる。しかし乗り継ぎの普通列車との接続は、かなり悪くなる。函館−札幌間の唯一の夜間快速で、18きっぷ利用者に欠かせない「ミッドナイト」も、利用者の減少と車体の老朽化を理由に廃止が決まった。
(10/19 15:11)