Vine on LaVieNX(LaVie NX LV16C)その1

安定したパーソナルサーバの構築にあたって、Linuxの導入を考えてみた。実際のところはWindows2000でも一向に構わないし、その後の苦労を考えればその方がベター*1である。単純に巷で有名なLinuxというモノに触れてみたいなあという思いに駆られただけである。それに今は一応春休み*2。何かひとつくらい、しょうもないことに打ち込み込んでみたくなる季節なのである。
まずはディストリビューション選択。導入予定のMMXな無印Pentiumでもそれなりに快適に扱えるのはVineということなので*3、早速ftpサーバからisoイメージをダウンロードする。DL速度がかなり速い。流石はADSLといたく感動。isoなのでCD-R化もあっという間。この間30分かかっていない。
ここからが鬼門のインストール作業。デュアルブートはもう少し慣れてからすることにして、余っている10GのHDDをもとのHDDと取り替えてCD-ROMブート。このあとEnter押下でグラフィカルモードに突入したいところではあるが、言語モード選択前に画面が真っ白になってしまう不都合が報告されている*4ので、レスにしたがって*5
boot: vmlinuz initrd=initrd.img text lang=en
とし、テキストモードでインストール続行。
この先はVineのインストールガイド*6に沿って進行。

  • キーボード: japanese 106-key
  • マウス: 2 Button Mouse (PS/2)に3ボタンエミュレータ付加
  • インストール方式: 新規、カスタムインストール
  • パーティション設定: DiskDruidを選択。既存のパーティションは全削除。/bootに30M、/swapにメモリ(96M)の倍程度の200M、/に3000Mを割り当て。残り約5.5Gは放置プレイ。
  • インストール内容: Note PC Toolsにチェックを入れておくこと。
  • X Window: 自動検出には失敗するので、ここでも先人の知恵を借りて*7、モニタはGenericの中から「Non-Interlaced SVGA,1024x768 @ 60Hz,800x600 @ 72Hz」を選択、ビデオカードは「NeoMagic(laptop/notebook)」、メモリは「2048kB」、X設定のカスタマイズでは16bppの800x600を選択。このあたりの設定ではNECで公開されているPCの仕様*8と照らし合わせながらするといいのかもしれない。

あとはパッケージのインストール作業30分ほどで終了。
再起動、ログインでGNOMEの画面に預かれて一安心。マウスもキーボードも表示にも問題なし。Windows2000よりもGUIでの操作が若干もったりしているかなと印象をもったところで本日は終了。
次はネットワークカードの認識とネットワークの設定をしようかというところ。